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家売るオンナの逆襲 第2話 感想 [ドラマ]

家売るオンナの逆襲 第2話


• 北川景子/三軒家万智(さんげんや まち)
• 工藤阿須加/庭野聖司(にわの せいじ)
• 仲村トオル/屋代大(やしろ だい)
• イモトアヤコ/白洲美加(しらす みか)
• 千葉雄大/足立聡(あだち さとし)
• 梶原善/布施誠(ふせ まこと)
• 鈴木裕樹/八戸大輔(はちのへだいすけ)
• 本多力/宅間剛太(たくま ごうた)
• 新木優子/室田まどか
• 臼田あさ美/珠城こころ
• 松田 翔太/留守堂謙治 
• ゲスト 泉ピン子/神子
ほか


第2話は、1話に輪をかけてさらに面白かったです!

三軒家万智のサイボーグだかアンドロイドだかロボットみたいなわけのわからないキャラも立っていて、不思議な魅力がありますね。演技的には、すべて同じなので楽だといえますが、三軒家万智本人は、喜怒哀楽を敢えて見せないように、わざわざあのようなロボットキャラにしているのかもしれず、何かやはりつらい過去があったのでしょうか。

ネカフェが、家を売りたい人にとって宝の山だというのは、根も葉もないデマだと思いますが、ネカフェの物件ごと買い占めて神子さんですか? おばあちゃんに売り込むという計画は、孤独なおばあちゃんの心理をついた恐るべきものでした。

たしかにネカフェは、互いに言葉を交わすことはなくとも孤独な者同士、肩を寄せ合って生きているような感覚が寂しさを紛らわせてくれ、そのちょうどいい距離感が心地よいのかもしれません。

賃貸住宅に住むとなると、敷金礼金0物件でなおかつ、フリーレントを狙ったとしても初期費用はある程度かかりますし、そんな物件を探すのも手間がかかるわけで、荷物がないならばネカフェがいちばんなのかもしれませんね。

すべてのシガラミから自由になって、何ものも所有せず生きていく。神子さんは、孤独死されたらたまらないからという理由から断られ続け、賃貸住宅に住むことができないということでしたが、これからの高齢化社会でそんなことを言っていたならば不動産屋もオーナーさんもやってはいけないでしょう。むしろ、国が高齢者専用の住宅を建てるのではないでしょうか。

まったく関係ない話ですが、カプセルホテルも今はだいぶ様変わりしてきているようですが、法律上個室のドアを閉じることは出来ないとのことで、カプセルホテルを今から建てようと考えていらっしゃる方は、ネカフェにした方が絶対に将来的にはよろしいかと思います。


そして、先程の孤独死に関してなのですが、三軒家万智さんが言う通り、誰しも死んでゆくときは「ひとり」であり、死に付き添ってくれる友人も知人もいないわけで、たとえば、ベートーベン第九合唱付きで、1000人の大合唱とともに見送られようがどこまでいっても死は孤独であり、手に手を取って一緒に旅立ってくれるお仲間はいないわけなのですから、孤独死なんていう概念自体そもそもありえず、すべての死は孤独死以外存在しない、というのも勿論一理あると思います。

ただしかし、死に際し、その死を看取ってくれる者がいるかいないかは、大きな違いがあるのではないのか、ということが考えられるのですが、この世から去る際に家族に看取られながらであると寂しさも悲しさも払拭されて、大往生できるとかはちょっとちがうのではないかなと思います。

つまり、何を言いたいのかというと、家族全員に看取られながらだから大往生できるのではなく、すべてはその故人の悟り具合しかないと思っているわけです。

そうなると、魂の不滅の話になっていくのでここではこれ以上書きませんが、僕もこれを書いている時点で、まだ死人ではないので、死がどんなものなのであるのかよくは知らないのですが、つまり、神子さんのいう、せめて誰かに看取られながら死んでゆきたいという思いは、死に際した人間の考えではなく、間近なのか、ずっと先のことなのかわからないのだけれども、とにかく確実にやってくるであろう死というものと、これから向き合って生きていかなければならないと覚悟を決めた人の、要望なのですね。

ただ、死の間際に誰かに看取られようが、看取られまいがまったく死にゆく人には関係ないのかというと、ぶっちゃけわからないというのが本心ですが、お葬式も彼岸に旅立っていく人のための別れの儀式であるのではなく、むしろ此岸にいるわれわれ自身のための別れの儀式ではないでしょうか。故人と訣別するために。

だいぶ、脱線してしまいましたが、新木優子さん、観てないような気がしますが、出ているカットあったんでしょうか? あったんなら完璧に見落としてました。もうひとりのデスクですか、化粧ばかりしている人はいましたけれど。

トレースの2話目を観ましたが、あちらはもう見ないと思います。あと、Queenですか? あれももう観ません。

とにかくこの家売る女の逆襲は、破天荒な内容で、何が起こるかわからない楽しみがあるドラマですが、北川景子さんがなんといってもいいと思います。



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