グッドワイフ Good Wife 第2話 感想 [ドラマ]
グッドワイフ Good Wife 第2話
☆キャスト
• 蓮見杏子(はすみ きょうこ)- 常盤貴子
• 多田征大(ただ まさひろ)- 小泉孝太郎
• 円香みちる(まどか みちる)- 水原希子
• 朝飛光太郎(あさひこうたろう)-北村匠海
• 神山佳恵(かみやま よしえ)- 賀来千香子
• 佐々木達也(ささき たつや)- 滝藤賢一
• 脇坂博道(わきさか ひろみち)- 吉田鋼太郎
• 林幹夫-博多華丸
• 蓮見壮一郎(はすみ そういちろう)- 唐沢寿明
• 橋爪功 - 大輔先生(ゲスト出演)
今回もなかなか見ごたえがありました。
蓮見壮一郎の自白がほしくてたまらない脇坂役である吉田剛太郎さん、真綿で首を絞めていくような、ねちねちといやがらせする役どころが、結構ハマってました。
その蓮見の顧問弁護士である林幹雄は、博多華丸さんなんですが、毎回同じ洋服を着ているみたいな印象です。ジャケット等変えているのかもしれませんが、赤いライフセーバーみたいながっちりしたベストをいつも着ていらっしゃるので、そんな風に感じてしまいます。
あと、賀来千香子さんの、ファッションがダサい! スタイリストさんはいったい誰なんでしょうか。髪の方も? でした。
織田裕二さんと鈴木保奈美さんの共演で話題になったスーツSUITSでの鈴木保奈美さんの衣装は、毎回目を瞠るようなセンスある装いでしたが、今回の賀来千香子さんの赤と黒でしたか? 大きなチェック柄のスカートとか酷すぎでした。
その前に登場するシーンでも、変な襟のシルバーと黒の衣装で、噴飯ものでした。しかし、ぼくが個人的にただそう思っているだけであって、あの装いが素晴らしい、素敵! という方はたくさんいらっしゃるのでしょうから、まあ、ファッションなんて個人のセンスの問題ですから、悪しからずご容赦ください。
前回、神山多田法律事務所の入っているビルの外観が一発ほしいというような事を確か書いたのですが、事務所の中の配置やらもなかなか理解しがたい感じです。
そんな部屋の配置等ドラマに関係ないだろうということはなく、そういったことがすっきりしていると、ドラマの理解への一助たり得るわけなのです。
俯瞰でもないですが、部屋の全体を捉えるカットもないような気がします。
朝飛光太郎役の北村匠海さんは、むろん2枚目なわけですが、なにか嫌な役回りで、同様にパラリーガルの円香みちる役の水原希子さんも、好感度が上がるような役ではないのが、少々可哀想な気もします。ふたりとも、仕事ができるがゆえに嫌味な感じが前面に出ている感じです。
蓮見杏子は、脇坂の狙いにまんまとハマってしまい、高価な貴金属やらの装身具を最近、蓮見から貰っていないかという言葉に囚われるようになり、拘置所の蓮見に面会に行くのでしたが、そこで彼女は、蓮見に対し浮気をするような人ではないと思っていた、賄賂は魔が差して受けとったが、浮気はしていない、その方がよかったと言います。
つまり、蓮見杏子はバースデープレゼントに貰った高価であろうネックレスが、企業からの賄賂の品であったのだろうかと、蓮見を疑うように、脇坂の一言によりなってしまったわけなのですが、妻として浮気も贈収賄もNGにはちがいはないのですが、どちらかといえば、収賄疑惑はくつがえすことはできる可能性もあるのかも知れないが、浮気に関しては既に確定した動かしがたい事実なのであるから、どちらかとすれば、魔が差して浮気をしてしまった、のではなく、魔が差して賄賂を受け取ってしまった、こちらの方がまだ可愛げもあったのかもしれないと、杏子は考えているようでした。
杏子の妻としての立場からすると、そうなのかもしれないのですが、賄賂の方が社会的にはまずいのではないかなという思いがあります。
しかし、たしかに女性として、あるいは二児の母として、裏切られた感はハンパないものがあるでしょうし、生理的は嫌悪感がまずあるのかもしれませんね。
しかし、杏子にはまだ蓮見を信じたいという思いがどこかしらにあるようであり、完全には蓮見を斬り捨てていないように思われました。
直属の部下であった佐々木からもコンタクトがあり、蓮見自身は、杏子と別れるつもりはまったくないようなのですが、杏子を事務所に引っ張ってくれた多田との関係も今後どうなっていくのかが見ものですね。
しかし、杏子が多田に走るようなことがあれば、視聴者の全女性を敵にまわすようなものでしょうから、最後には収まるところに収まるのだろうなぁと、すでに先は見えている感もありますから、ドラマを面白くするために、杏子はギリギリまで危ない橋を渡らせられるのではないでしょうか。
橋爪功さんの、大輔先生よかったですね。
クライアントのために守秘義務を徹底して守る蓮見杏子は、最後まで諦めなかったおかげで、心あたたまる大輔先生と亡くなられた奥様との隠れたエピソードを知ることにもなり、それが勝訴へとつながり、また大輔先生と神山女史との親子仲も改善されたようでした。
第3話も期待しています!
2019-01-22 17:27
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